こんにちは、はにたまのたま(@hanitamanotama)です。
今回は共働き夫婦の投資方針の立て方について紹介します。
「資産運用はなるべく早くから始めた方がいいと思うけど、どういう風に進めるのが良いんだろう??」って悩まれたことはありませんか?
私はめちゃくちゃありました。
社会人は人間関係がストレスフルでこの先ヨボヨボになるまで仕事が続けられるか不安ですし、財務省の老後2,000万円問題とか色々な不安要素があるからです。
とは思い悩みつつも、資産運用というのはがむしゃらに何か株などに投資したらいいのか、はたまた株はリスクがあるから定期預金で着実に、がいいのか全然わかりませんでした。
きっと同じ悩みをお持ちの方もいるだろうと思い、今回は投資方針の立てかたと、実際にはにたま家がどのような投資方針を立てているのかについて紹介していきます。
これを読んでいただけたら、これから投資を始めようと考えている、あるいは始めている方にとって、投資方針が自分の目的に合致しているかを確認でき、効率的な資産運用を進めることができるようになると思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
それではよろしくお願いいたします!
投資方針の立てかた 3ステップ
投資の目的を決める
まずは投資の目的を立てることから始めます。
投資するということは、貯金による利息以上の利回りを得て、いつかは何かに使うためにチャレンジされると思います。
例えば、「50歳になったら配当金だけで生活して仕事はやりたい時だけする」、「15年後の子供の教育資金を安定した運用で準備したい」、「定年後に世界一周旅行するための資金を作りたい」などなどです。
何か数十年後に必要となる資金を準備するための目的を設定してみましょう。
長期であればあるほど、より良い運用結果を得られる傾向があります。
ちなみにアメリカの株式市場で代表的なインデックスにS&P500という指数があります。
これは簡単に言うとアメリカの財務優良企業を定期的に更新したトップ500社の株価指数を言います。
S&P500の30年間(1973-2018)の平均リターンは7.1%となっており、タラレバですが1973年から毎月コツコツと定額投資をしていれば、2018年には投資元本が8倍になっているという事実もあります。
すごいですよね、、長期で運用することでこのような結果を得ることができるかもしれないです。
投資の期間を決める
目的を立てると何歳の時までに必要となるのかが明確になり、現在の年齢から目標達成までの年齢がざっくりとした投資期間とすることができます。
これで十分完了です!
投資の方法を決める
目的と期間が決まればあとはお金をどのように投資に回していくかを決めるだけです。
しかし、ここはとても重要です。
なぜなら投資方法を間違えてしまうと途中で断念してしまったり、不要な損を出してしまうかもしれないからです。
具体的には以下3点を決めてみましょう。
①入金のタイミング
一番おすすめは給料などのまとまったお金が入るタイミングです。
「最初から天引きされて手元には残らない」という感覚でいれば続けやすくなります。
②月々の投資額
早くお金持ちになりたいからといって、いきなり毎月何十万も投資に回すことは難しいと思います。
なのでまずは月々の生活費がどのくらいかかっているのか把握しましょう。
残ったお金が分かることでいくらか投資に回すことができるかも分かります。
その投資金額が大体把握できるようになれば、その投資金額も生活費の一部と考えている組み入れましょう。
この考え方は、上記の入金のタイミングでお話ししたことと同じです。
毎月の生活費として考えておくことで、「残りのお金からできるだけ投資に回す」という能動的な行動よりも楽に続けることができます。
③何に投資するか決める
投資の種類には、株や不動産、金、債権を始め預貯金も含まれます。
この中で最も楽チンに資産運用の効果が得られる方法としては株を主体とした投資信託やETFかなと考えています。
投資信託やETFがよく分からないようであれば、たくさんのブロガーやYouTuberが解説してくれているので、ググってみてくださいね。(今後、この解説記事も書くつもりです!)
いずれの投資方法も売買のタイミングなどに気を付ければもちろんリターンを得ることはできますが、それだけメンテナンスが必要で時間と労力が掛かってしまいます。
共働きだと会社勤めがメインになるので、資産運用はなるべく楽チンに、できればほったらかしぐらいで進めていきたいですよね。
なので最初のうちは冒頭でも述べたアメリカのS&P500に連動した投資信託にコツコツ毎月投資するのが今のところ最適解かなと考えています。
投資に慣れてきたら、その他の投資方法にもチャレンジしてみたり、投資信託の積立額を増やしていくという流れが失敗せず、かつ投資を楽しむ秘訣かなと思います。
投資方針を立てる2つの理由
テレビやSNSの情報に惑わされないようにするため
投資を始めてる人って日本ではまだまだ少ないです。
実際に職場や友達、家族の中でそのような会話をすることは少ないかと思います。
そうなるとどうしても孤独感を感じてしまいテレビやSNSから発信される投資情報に敏感になりがちです。
その情報が合っているかどうかは別として、自分の気になる情報が発信されていたら見てしまいますよね。
そんなときに夫婦間の投資方針が無いと、センセーショナルな情報に踊らされてしまい、無駄な売買を繰り返すことで、時間と労力とお金を無駄にしてしまいます。
例えば、私は2019年の年末アゲアゲ相場だと聞いていたので、乗っかって株を買った数ヶ月後にコロナショックがありました。。
情報に惑わされずコツコツ定額で積立、コロナショック時にいつもより多めに積立できていればどんなに良かっただろう、と良い教訓になっています。
なので情報はあくまでも情報として捉え、夫婦の投資方針とは別で考えましょう。
どうしても欲に刈られる場合は、自分の貯金ですることをおすすめします。
私は怒られないためにそうしてます。笑
暴騰した頂点で買い、暴落の底で売ってしまわないため
投資方針を立てていないと相場の上下に翻弄され、上がったときは高値掴み、下がったときは狼狽売りを繰り返してしまいます。
相場、特に株価というのは世界経済が緩やかに拡大する限りは右肩上がりとなるので、株価が大きく上がれば一旦下がり、大きく下げれば上がるを繰り返しながら上昇していきます。
なので相場に惑わされずコツコツと積み立てることが、投資初心者が良い運用結果を出す秘訣になります。
また株価は私たち個人投資家だけでなく、会社として投資を行う機関投資家の売買による影響も受けます。
むしろ機関投資家の売買の方が株価に与える影響は大きいです。
そして株価が暴騰、暴落するタイミングでは必ずと言っていいほど機関投資家が大きく売買しており、多くの個人投資家が追随して売買してきたところで逆の売買をして儲けています。
つまり個人投資家は格好の餌食となっているんです。
だから投資方針をしっかりと立てて相場に惑わされないようにましょう!
はにたま家の投資方針
さてさてここまで鼻の穴を膨らましながら知ったかぶってお話してしましたが、お次ははにたま家の投資方針について紹介します。
・投資の目的
夫婦でセミリタイアして、必要最低限の仕事で娯楽費を稼ぎながら田舎で暮らす。
・投資の期間
20年間(最低でも50歳前までにセミリタイアしたいため)
・投資の方法
①給料日に生活費4万円+夫婦貯金5万円を共通口座へ入金
→夫婦貯金が生活防衛資金としている100万円を超えたら投資信託のeMAXIS-Slim全世界株式(オールカントリー)へ定額投資予定
②夫婦でさらにつみたてNISA 66,666円/月(大体月初に自動積立)
→投資先は投資信託の楽天VTI(全米株式)とeMAXIS-Slim全世界株式(オールカントリー)
③自分の貯金で個別株投資
→最近は米国株を主に投資しています。個別株投資をしていると世界情勢に関するニュースにも敏感になり勉強になっています。笑
①、②を土台として、趣味の範囲で③を実践しています。
相場が良いときもあれば悪いときもありますが、20年後に向けてコツコツ投資しているので投資信託の乱高下は気にしていません。
長期投資だとリターンが得られやすいという結果が過去にはたくさんあるので、それが安心感を生んでくれています。
(趣味でやっている個別株はハラハラしてしまいますが。。笑)
いかに余剰資金を作って投資に資金を回すのかを夫婦一緒に考えることも新たな楽しみになっています。
まとめ
このご時世、いろいろなサービスの普及により投資する方法を誰でも選べるようになりました。
一般人のはにたま家でも簡単に始めることができ、すごく助かっています。
しかしながら、その分自分で選択できる範囲も広がっているので手当たり次第に投資していると必ず損してしまいます。
これから何十年も続く夫婦生活を円満に過ごすためにも、夫婦でじっくり話し合いながら投資方針を立てて、早いうちからコツコツ投資することがとても重要です。
まずは家計を確認して貯金・投資に回せるお金を探し出すところから始めてみましょう。
そして共働きだからこそできる2馬力の入金力で、確実に賢く増やしていきましょう!
投資に不安な方は、はにたま家の運用結果も毎月公開するのでそちらの記事もお立ち寄りになって前向きに始められるきっかけとなれば嬉しいです。
共働き夫婦の一助となるべく邁進してまいります!
それでは今回も読んでいただきましてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!
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