こんにちはー!はにたまのたま(@hanitamanotama)です。
今回は”投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020 受賞ファンド“で1位を獲得した
eMAXIS Slim 全世界株式(以下、オール・カントリーとします)についてご紹介します。

なんと2年連続です!
・オールカントリーの魅力がわかります
はにたま家も2021年2月から積立設定を開始するファンドです。
積立設定をしたあとに1位を獲得したので、間違った判断はしてないなと自信を持ちました(笑)
すでにご存知の方は復習がてら、初めて知った方は投資信託を選ぶ1つの参考にしていただけると嬉しいです。
それではよろしくお願いします。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは?
何に連動してるの?
オールカントリーはインデックスファンドです。
インデックスファンドとは特定のインデックス(株価指数)に連動するように設計されたファンドになります。
オールカントリーは以下のインデックスに連動するように設計されています。
・世界中の企業の85%(時価総額ベース)をカバーしている
・時価総額加重平均型の運用をしている
・先進国23ヵ国、新興国26ヵ国に投資している
・中型~大型株の3040銘柄から構成されている

時価総額加重平均型とは、つまり時価総額が大きい会社であればあるほど投資されている割合も大きいってことだね
資産の構成割合は?
国別の構成割合
MSCIオールカントリーワールドインデックスに連動しているため、同じく先進国23ヵ国、新興国26ヵ国から構成されており、その中でもアメリカが56.6%と過半を占めています。
さすが経済大国No.1の国ですよね。
新興国の割合は時価総額で見れば少ないものの、26ヵ国と先進国より多いことがわかります。
世界経済の拡大は今後も進むことを踏まえると、時価総額の小さい新興国にも投資されている方が伸び代が大きいように感じます。
また日本よりも経済的に大きな影響力をもつ中国が新興国に分類されているのが不思議ですよね。
MSCIオールカントリーワールドインデックスの運用会社であるSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)によると
「国民1人当たりのGDP」「外国人に対する投資規制の有無」「市場環境の整備状況」「為替回送金制限の有無」などから判断しているようです。
新興国には明確な定義は無く、SCIは上記の判断基準をもとにして、中国を新興国に分類しているようです。
会社別の構成割合
3,040社もの銘柄から構成されています。
組み入れ上位銘柄は以下の通りです。
トップ10のうち9社がアメリカの会社で占められています。
また会社名を確認すると誰もが知るそうそうたるトップ企業ですよね!
そんな会社にまるっと投資できるのはワクワクしますね!
以上のデータは2020年7月に発行分された目論見書をベースに確認しました!
運用実績は?
以下の図はフィデリティ証券から確認しました。

フィデリティ証券は、個人的にスマホで確認しやすいから好きなんだよね
まずは運用チャートから…
コロナショックのあった2020年3月から急回復しており、コロナショック前の基準価額も大きく超えてますね!
直近の基準価額も13,807円となっており設定開始時の基準価額10,000円を超えているため良いパフォーマンスだと言えます。
純資産総額は…?
きれいな右肩上がりで積みあがってますね。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の魅力5選
魅力その1:世界中の会社のオーナーになれる
会社は社長や従業員のものではありません。
出資や株式を保有している人たちのものです。
それは投資信託を通して、世界中の株を少しずつ買っている場合でも同じです。
このご時世、大企業の社長になることは限りなくゼロに近い話ですが、さらにその上のオーナになることはすごく簡単になりました!
しかもオールカントリーであれば世界中の中型~大型株を一気に保有することができるので、すごくワクワクしますよね。

世界を牛耳っているといっても過言ではありません。いや過言です。
魅力その2:GAFAMも漏れなく投資できる
会社時価総額ランキングで常連のGAFAMにもしっかりと漏れなく投資ができます。
これらの会社は今や世界に無くてはならない存在となっており私たちの生活に深く浸透しています。
名の知れた会社にも投資できるというのは安心感がありますし、これからも生活に根差し続けることを長期的な資産運用に効果がありそうですよね。
2021年7月の決算では株価爆上げ中のテスラも大きく組み入れられているでしょう。
また例えばAmazonは最近だと一株買うだけでも35万円ほど掛かります。
しかし投資信託であれば積立金額から時価総額割合に応じて購入できるので、大金を準備しなくてもAmazonに投資することができます。
これはオールカントリーのみならず、投資信託やETFの大きな魅力でもありますね。
魅力その3:ほったらかし投資ができる
“個別株投資”や”特定のセクターに片寄った投資”をしていると、日々の値動きをウォッチしながら売買のタイミングを見極める必要がでてきます。
しかし世界中に分散投資できるオールカントリーであれば、それ以上に株で分散させる必要がありません。
個別株投資なとで必要な分析時間がなくなるので、その分時間の余裕が生まれます。
オールカントリーは一番”ほったらかし投資”に向いている投資方法かなと感じます。

個別株は個別株でワクワクドキドキで楽しいんだよなあ
魅力その4:純資産、急拡大中で安心して運用できる
オールカントリーの純資産総額は約1,090億円となっており、前年比で530%以上増加しています。
コロナショック以降、投資信託を始められた方が急増し、比較的低リスクで運用できるオールカントリーに注目が集まっているようです。

個別株で集中投資するよりも、世界に分散投資した方が低リスクだよね
投資信託はたくさんの方から積み立ててもらうことで運用することができます。
なので”人気がない”=成績が悪い投資信託にはお金が集まらず、繰上償還という形で強制的に投資信託が返金されてしまいます。
繰上償還のリスクが低いかどうかの基準としては、純資産が30億円以上であれば「まあ大丈夫かな」、100億円以上あれば「安心だな」というのが一般的かと感じます。
オールカントリーはその基準を優に越えているので、より安心できますね。
また一般的に純資産が大きくなればなるほど、運用コストが引き下げられる可能性が高くなりますので投資する側からすると良いことだらけですね。
さらにeMAXIS Slimシリーズの投資信託は信託報酬を業界最低水準にするところも好感が持てます!
そしてなんとオールカントリ―は2021年2月5日に一定の残高である1,000億円を突破したため、運用コストがさらに引き下がることとなります。
今後も安心して投資できる一つの材料となりますね。
魅力その5:運用コストが安い
信託報酬:0.1144% 10万円当たり114円
隠れコストを含めると:0.2040% 10万円当たり204円
また販売手数料、信託財産留保額に対するコストは無料です。

隠れコストが意外と大きな場合もあるからチェックしてみてね
これらの魅力によりつみたてNISAの積立設定ランキングでも常に上位に位置する大年期商品となっています。
多くの人に支持され、そして“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020 受賞ファンド”でも1位に輝いたことは、投資を始めたばかりの人にとって大きな安心材料になりますね!
まとめ
オールカントリ―いかがでしたでしょうか。
「株に興味はないけど資産運用はやっておきたい」という方にとっては、安心して投資できる商品なのではないかなと個人的には感じます。
はにたま家の場合はオールカントリーを資産運用の土台とすることで、値動きの激しい個別株にも腹をくくってチャレンジしています。
このように投資目的は人それぞれ異なりますので、今回ご紹介したオールカントリ―の特徴や魅力があなたの資産運用の一つの参考になれば嬉しいです。
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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