お金に困らない人生設計の立て方 たった3つのステップで理想の未来を現実のものにしましょう。

人生設計の立て方 全般

こんにちは。はにたまのたま(@hanitamanotama)です。

「あなたは人生設計について具体的に立てたことはありますか?」

そう聞かれると多くの方は、憧れる将来はあるけど具体的にと言われると未来は何が起こるか分からないから立てようがないし、

考えるのも面倒くさいなあと感じたのではないかと思います。

僕も最近までは、「あんなこと良いな♪できたら良いな♪」と妄想したり、ひとまず貯金していつかはセミリタイアして悠々自適と過ごしたいなと考えたり

しかすることができませんでした。

僕を含め多くの方が人生設計について具体的に考えられないのは、学校で教わっていないからであり、ごく当たり前のことです。

しかし人生設計の立て方が分からないだけで、憧れる将来をあきらめてしまうのはもったいないですし悔しいです。

そこで今回は憧れる将来を実現にするための人生設計の立て方について調べてみました。

それではよろしくお願いいたします。

人生設計の立て方3つのステップ

人生設計を深く調べていくと、様々な方法でいくつもの検討項目が必要であることが分かりました。

もちろん緻密な人生設計であればあるほど人生の明確な道しるべとなるかもしれませんが、その一方で、せっかく考えた人生設計に軌道修正が必要となると

それだけで人生オワタと感じてしまうかもしれませんし、そもそも実際に考え出すとすごく疲れます。

その結果、分かりやすく柔軟な人生設計を立てるためには次の3ステップで1から順に設計するのが最適ではないかと考えました。

下記のステップは様々な文献、ウェブから得た情報をもとに私見で設定しています。あらかじめご了承ください。

ステップ1.なりたい自分ではなく、なりたくない自分はどんな自分なのかを3つ明確にする

なんでもいいからなりたい自分をパッと想像してみてと言われると、例えば「スポーツ選手になりたい」「歌手になりたい」「大金持ちになって仕事辞めたい」などといった飛躍した

自分を想像しがちではないかと思います。

これって言うは易しで、実際は実現するのは厳しい、いや無理といっても過言ではないですよね。

でも反対に、なりたくない自分を想像してみるといかがでしょうか。

例えば、「定年まで働きたくない」「自分で靴下も履けないぐらいに太りたくない」「痛風になりたくない」などと割と現実的で今から気をつければ十分に避けられそうな自分であることが

わかるかと思います。(…願望がなんか偏ってますかね??)

「定年まで働きたくない」場合には、その後の生活を送るために十分なお金が必要となりますから、給与の高い職種に転職したり、副業をはじめたり、資産運用をコツコツと続けたり、節約したりなどがあります。

「自分で靴下も履けないぐらいに太りたくない」場合には、太りすぎないことが重要ですから、食べ過ぎないように気をつけたり、適度な運動を習慣化したりするなどがあります。

「痛風になりたくない」場合には、バランスの取れた食生活が大切ですからプリン体(ビールなど)の摂取に気をつけたり、暴飲暴食避けたりするなどがあります。

そしてなりたくない自分を避けるように努力(※)すると、なりたい自分で例にあげたほどの人ではないものの、十分にかっこいい自分になれてるように感じませんか?

※例えば、副業を始めてその分貯金し続けたことにより定年まで働く必要がなくなり、適度な運動をつづけたことで年齢の割に若々しい身体を保てており、バランスの取れた食生活により健康体で

いられる自分になっているというような感じです。

このようになりたくない自分を設定にすることで、人生の中で避けなければならない行動、あるいは取るべき行動が明確になります。

さらに今の自分よりも精神的にも、経済的にも(もしかしたら肉体的にも)何倍もレベルアップした自分になれることが想像できます。

なので、まずはこのステップ1を書きだすなり、パソコンにメモを取るなりしてみましょう!!

ステップ2.主なライフイベントの必要なお金を把握しておく

当記事のタイトルにもあるように、お金に困らない人生設計をする上では、将来発生する大金という壁に備えなければいけません。

そこで大学卒業後の社会人にやってくる主なライフイベントとそれに掛かる平均的な費用を把握しておきましょう。

①結婚費用  出典「ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ」

挙式、披露宴・披露宴パーティー 354.9万円
ご祝儀 224.3万円
自己負担平均額 149.5万円

注:各項目は平均額なので結婚費用-ご祝儀にはなりません。

②子ども一人当たりの養育費用  出典「日本FP協会 ライフイベントにはどれくらいのお金がかかるの?」

すべて公立 すべて私立
幼稚園3歳~高校3年生 540.1万円 769.9万円
大学の学費 242.6万円 539.5万円
合計 782.7万円 2,309.4万円

※平均値の中での最低~最高額を把握するため、大学についてはすべて公立=国立大学文系とし、すべて私立=私立大学理系と仮定しております。

③住宅購入費用 出典「日本FP協会 ライフイベントにはどれくらいのお金がかかるの?」

マンション 4,348.4万円
1戸建て 3,336.8万円

・・・一戸建てよりもマンションの方が相場が高いとは知りませんでした。。

④老後(60歳~)の生活資金

・1年間の生活収支

~二人以上の世帯のうち高齢無職世帯の家計収支-2019- 出典「家計調査報告(家計収支編)2019年(令和元年)平均結果の概要」

可処分所得 21.0万円/月
消費支出 24.3万円/月
収支 △3.3万円/月

※可処分所得は主に年金による社会保障給付です。

てことは年間に換算すると△3.3万円×12カ月=△39.6万円となりますね。

・不足する生活資金

~日本人の平均寿命 出典「厚生労働省 主な年齢の平均余命 2019」

男性 81.41歳
女性 87.45歳
男女単純平均 84.43歳

老後の年齢を60歳にしているので、平均寿命から差し引くと

84.43歳-60.00歳=24.43歳となり、

1年間当たりの不足する生活費と残りの年を掛け合わせると

△39.6万円×24.43歳=約△967.4万円となります。

合計

結婚費用 149.5万円
子ども一人当たりの養育費用 782.7万円~2,309.4万円
住宅購入費用 3,336.8万円~4,348.4万円
老後の生活資金 967.4万円
合計 5,236.4万円~7,774.7万円

いかがでしょうか。いざ金額を洗い出してみると、到底準備できないようなインパクトの大きな金額となっていますよね。。。

もちろん一気に支払わなければならないお金ではありませんので、着々と準備を進めていきましょう。

あなたのライフスタイルによって必要な費用は違いますが、まずは大きな壁がどんな壁なのか捉えておくことにより、見えない壁に向かって立ち向かうよりも気が楽になります。

そのほかにも自分の人生に欠かせないライフイベントがあれば、「○○ 平均 費用」などでググってみてください!

いくつか盛り込むことで少し明るいライフイベントが出来上がると思います!(その分必要なお金が膨らみますが。。)

ライフイベントを盛り込むこと自体は無料です!

ぜひあなたならではのワクワクするイベントも入れてみてくださいね。

ステップ3.天国に旅立つ時をゴールとして、憧れる将来を現在まで逆算する

さて、なりたくない自分と主なライフイベントに必要なお金を把握したところで、いよいよ人生設計を立てていきたいと思います。

え、もう立てれるの?と思った方、それが立てれるんです。

意外と簡単ですよね。

ただ一つポイントがあります。

それは現在を起点として人生設計を考えるのではなく、天国に旅立つ時として現在まで逆算しながら設計するということです。

終点から考えることによって、人生の最期までに必要なお金について逆算しながら把握できるため、現在まで遡るまでに、余剰なライフイベントを盛り込まないようにするための効果があります。

現在を起点として考えてしまうと、どうしても贅沢なライフイベントがちらほら盛り込まれてしまい、「あれ?こんなお金のかかる人生設計無理じゃん。。立てるの無意味だったわ。。」

なんてことになりかねないので必ず逆算して考えてみましょう。(経験者は語る。。)

贅沢なライフイベントは、一旦、人生設計を立ててみた後に必要なお金を把握したうえで可能なら盛り込めばいいんです。

さてさて逆算して人生設計を立てたら、大金が必要となるライフイベントを炙りだすことができましたよね。

そこまでできればあと少しで人生設計は完了です。

それぞれのライフイベントに必要なお金に対して、その期間(月数)で割りましょう。

例1:10年後にマイホームの頭金500万円を用意する場合

500万円÷120カ月(10年×12カ月)=4.2万円/月

例2:35年後の老後の生活資金を用意する場合

967.4万円÷420カ月(35年×12カ月)=2.3万円/月

ライフイベントごとに必要なお金を月々に換算し合計することで、今月から貯金すべきお金を把握することができます。

この貯金があなたの人生設計をクリアしていくための月々の目標にもなります。

もしかしたら現実は甘くないと痛感する結果となったかもしれませんが、上記の3つのステップを踏まえて考えられた人生設計であれば、クリアすることは決して不可能ではありません。

人生設計を本気で考えれば考えるほど、現実のものとなっていきます。

その理由は次の人生設計を立てた方がいい3つの理由を読んでいただければご理解いただけます!

人生設計を立てた方がいい3つの理由

1.お金を貯める力が身につくから

人生設計を立てることで、結婚や子どもの教育、また、老後に向けての蓄えなどのライフイベントに対して、いつ、どのくらいのお金が必要になるのか、事前に把握することができます。

「○○のライフイベントを乗り越えるには〇歳までに〇万円貯金する必要がある」という1つひとつの壁の高さがが見えてくると、次には「そのためには月々○円の貯金が必要になる」というように

日々のお金の使い方が変わり、無駄使いを減らすとともに加速度的にお金を貯める力が身についてくるでしょう。

2.お金を稼ぐ力が身につくから

ライフイベントごとに必要となるお金をいざ目の当たりにすると、ほとんどの方が「思い描いた人生を達成するのって大変だなあ」と感じたかなと思います。

それはなぜかというと単純に入金力が少ないからです。

しかし本当に達成しようと考えているのであれば、収入を増やすためのまず1歩、副業や転職など行動に移すことができます。

そして繰り返しチャレンジすることでノウハウが身につき、必ず稼ぐ力が身につくようになります。

副業や転職で成功すれば最も良い結果ですが、失敗したとしてもその過程を知りたい人はたくさんいるので、それをYoutubeやブログで発信することで収益源にすることもできるんです。

「とにかくまず1歩行動に移すこと」

その1歩のきっかけは人生設計を立てることによって、作りだすことができるのです。

3.お金を増やす力が身につくから

ライフイベントによってお金がすぐに必要となるものと、数十年後に必要になるものに分けることができます。

お金を貯める力が少しずつ身につくと、貯金残高が増えますが、銀行に預けていても0.001%ほどの利息しか増えません。

すぐに必要となるお金については銀行預金にしておく方が良いのですが、数十年後に向けて積み立てているお金は株や債券などの積立投資によって安定して運用し増やすほうが得策です。

つまり自分の分身としてお金にも働いてもらうんです!

人生設計を立てることで、ライフイベントごとの必要となるお金と期間や個々人のリスク許容度に応じて、より自分に合った運用方法でお金を増やすことができるようになります。

人生設計は立てた方が良い!!

人生設計を立てることによりライフイベントごとの目標ができ生活にメリハリができます。

早いうちにライフイベントを設定すればするほど、その後の人生で必要となるものや大切なものが明確に見えてきます。

お金は、一生付き合っていかなければいけないもの。

そこへ向かう意識が高まるのは、とても意義があることですよね。

さらに意識が高まることで理由に挙げたお金を「貯める・稼ぐ・増やす」の3つの力が加速度的に身につきます。

そして結果として自分が立てた人生設計プラスアルファの人生を過ごすことなんてことも夢ではありません。

ぜひ上記でご説明した3つのステップに沿って、あなたの人生設計を立ててみてくださいね。

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はにたまのたま

上場企業サラリーマンとは名ばかりで、年収400万円未満の平凡サラリーマンです。
「でも45歳までには夫婦でセミリタイアし、身体が元気なうちに世界を旅したい」と夢見ています。
このブログでは平凡共働き夫婦が着実に資産を築いていくために絶対に必要な投資・節約方法を皆さまと日々共有しながらセミリタイアを確実なものにしていきます。
共働き夫婦に幸あれ!

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