上場企業経理マンのお仕事【入社1年目】

経理一年生 全般

こんにちはー!

上場企業の経理部に新入社員から配属されて早5年、はにたまのたまです。

今回は私が経理部に配属されて1年目に経験したお仕事の内容を簡単に紹介したいと思います。

この記事を読んでいただくことで
・経理に興味を持っている就活生や社会人の参考になる
・上場企業経理の1年生の仕事内容が簡単に分かるようになります!

上場企業の経理って大忙し&堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、そんな不安が少しでも払拭されたら嬉しいです。

それではよろしくお願いいたします!

入社1年目が担当する主なお仕事3つ

主担当業務1つ

まずは一通りの社内研修を終えたあと、先輩社員のもとに付き、先輩社員が担当している業務を引き継ぐことになります。

それが自分の主担当業務となっていきます。

主担当業務の例としては、

管理会計まとめ

管理会計とは主に、ある期間の会計データをP/L(損益計算書)や原価分析資料としてまとめ、経営管理者の意思決定や組織内部の業績測定・業績評価に役立てるために行う会計のこと

たま
たま

社内資料なので基本的に外部の私たちが目にすることはないよー。

原価分析資料を誰でも見れる状態にすると、買う側からしたら「なんでこんな利益のせてんねんっ」てことにもなりかねないよね。

制度会計まとめ

制度会計とは企業外部のステークホルダー(投資家・債権者・税務署など)に対して、企業の財務状況を報告するために行う会計のこと

報告にあたっては会計基準に準拠した会計を行い、決算報告書を作成し開示する。

たま
たま

例えば四半期決算報告書とか有価証券報告書のことだよ

連結決算まとめ

連結決算とは親会社および子会社など支配従属関係にある企業集団を単一の組織体とみなし、その経営成績および財政状態を親会社が把握するために連結財務諸表を作成する決算のこと。

報告にあたっては会計基準に準拠した会計を行い、決算報告書を作成し開示する。

原価計算

原価計算とは製品やサービスの原価を計算すること。

計算結果は主に管理会計に活用される。

固定資産管理

固定資産管理とは会社が1年間以上所有する土地や建物、機械、ソフトウェアなどの資産を適切に管理し内容を正確に把握する一連の作業のこと。

適切な減価償却計算や固定資産税の申告・納付をするにあたって必要となる。

税務

主に法人税、所得税、消費税などの税金を適切に計算し、申告・納付の手続きを行うこと。

制度会計を理解した上で、税務特有の処理を理解する必要がある。

などです。

これらの項目からさらに細かな業務に別れていきますが、数年後にはこの項目いずれかの主担当を担うことを期待されています。

なんだか聞きなれない言葉ばかりで目眩を起こしそうになりますが、簡単な業務から手取り足取り教えてもらえるのでビビる必要はありません。

私の場合は固定資産管理から始めました。

聞くところによると初心者が取っつきやすい業務だとのことです。

具体的な業務としては

○日次業務

検収した固定資産の勘定科目の精査

○月次業務

固定資産の月次締め処理・固定資産台帳への登録・会計データへの登録など

○決算業務

固定資産関係の勘定科目の決算整理

四半期報告書、有価証券報告書の作成

○その他

固定資産税の申告・納付

・固定資産税(土地、建物)

・償却資産税(土地、建物以外の事業用資産)

これらを基礎から丁寧に教えてもらいました。

固定資産の実地棚卸

上司の決算資料コピー

たかがコピーと思うかもしれません。

でもコピーをしていく過程で、担当業務以外の仕事がどんな感じなのか雰囲気を知ることができます。

雰囲気を感じておくことで時間がたつに連れて担当業務との関連性が紐付いてきます。

たま
たま

もちろんパッと見では理解できません。
というかただコピーするだけでお金ももらえるってすごい楽に稼げてね?って思ってました~

また配属当初では分からない資料作成者の性格やクセがコピーを通して分かるようになってきます。

例えば、決算資料の体裁の整え方だったり決算数値に対するバックデータの量、クリップ留めの量、マーカー、、、などなど。

これらを気にするのは社会人ならではの面倒くささがありますが、その人のクセを把握しておくことで後々仕事がしやすくなります。

人によっては、もしかしたら「コピーしか任せられないほどの能力なのか」と悲観したり、「私はもっと責任感のある大きな仕事をしたい」と前のめりになったりするかもしれませんが、コピーもバカに出来ない仕事です。

コピーという作業だけにとらわれずに、ついでにいろいろなデータもインプットしておくと一石二鳥ですよね。

経理部の電話取り次ぎ、来客案内

「経理でもそういう窓口業務あるの?」と感じられるかもしれませんが、一時間に数件はそういうシチュエーションがあり、経理に配属したての頃は積極的に受話器を取っていました。

経理業務ばかりしていると、自社の数値分析や資料作成、問い合わせ対応に奔走することになり、あまり外部の方と関わることがありません。

しかし監査法人や税理士、各種営業による電話や来客は定常的にやってきます。

特に監査法人や税理士とは、長く関わっていくことになるので顔や声を覚えてもらうことは、今後の業務をスムーズに進める上で非常に役に立ちます。

また電話や来客案内は社会人必須のコミュニケーション能力を嫌でも引き上げてくれるので良い訓練になります。

入社1年目の経理社員が心がけておくべきこと3選

ここでは入社5年目の私が1年目のときに心がけておいて良かったなと感じていることを紹介します。

数字の流れを意識すること

担当業務の一部分を任されると、もちろん最初のうちはその作業を理解して着実にこなしていきたいですよね。

ただそこばかりに固執していると、ふとした時に「私何してるんだっけ?」となります。

なので日頃から自分の担当している仕事がどこからやって来て、まとめた数値がどのように活用されているのか理解するように意識すると数値が机上の空論ではなくリアルな数値に見えてきます。

また上司からの質問にも対応しやすくなります。

上司は会計を熟知されているかと思うので、数値の確認ではなくその裏付けを確認してくることが多いです。

そんなときに「ワタシハ数値ヲ集計シテイルダケデス。」なんてこと言ったら失望されること間違いなしですよね。

なので最初のうちは理解できないことも多いですが、少しずつ数値の流れを掴むように心がけることが大切だと感じています!

分からないことはすぐに質問する

配属したての頃は分からなくて当たり前です。

ろくに家計簿もつけてないのに、いきなり会社の経理をお任せされてもできるわけありません。(←私の場合)

なので疑問点が出たら必ず先輩に質問して答え合わせをするようにしていました。

ただそのときに気を付けていたことがあります。

それは1度はググり、何が分からないかを明確にすることです。

経理1年目に疑問に感じることは大体がネットに書いてあります。

そして自分なりの回答を用意した上で、その考え方が間違ってないかどうか確認する形で質問していました。

そうすると知識の定着も図れるますし、一歩踏み込んだ深い内容まで教えてくれます。

たま
たま

これは今も続けているよ~、なんでか分からないけどうちの経理をずっとしている人って、興味津々で質問するとグイグイ教えてくれるんだよね

電卓をたたくこと

決算資料など各種資料作りは大半がExcelではないかと思います。

経理は数字を扱うので集計作業は演算を用いれば用いるほど作業が効率化されます。

一方で根性論みたいですが、最初のうちは数式を目で追うよりも電卓を叩きながら手を動かしながら作業した方が理解しながら進めることができるように思います。

例えば、売上から当期純利益までの計算ステップ、減価償却費の計算などなどです。

電卓計算は働き方という観点では、古い考えなのかもしれませんが計算ロジックが頭に染みつけば数値の流れを論理的に説明できるようになります。

その近道がまずは電卓をたたくことかなと感じています。

たま
たま

あと会議とかでお偉いさんが、不意に「○○と○○を足して引いて…」とつぶやいたときに即座に対応できるなったよ~(笑)

1年目のやりがい3選

パソコン業務が得意になる

経理では様々なシステムから吐き出されたデータを外部資料、決算資料、経営資料などにまとめる機会があります。

それぞれの資料は長年の改良が積み重なっているため、なるべく手作業がないように数式やマクロが施されていると思います。

一見、簡単そうに思いますが、資料の集計で何かしらのエラー出たときはその原因を突き止めて正しい数値が反映されるようにしなければなりません。

ということはそれぞれの資料のつくりこみ方を理解する必要があります。

その理解をしていく過程で数式、マクロ、ショートカットなどなどが身についていき、入社当初とは比べ物にならないくらい勝手にパソkん業務が得意になっていると思います。

たま
たま

ほんとは全部自動集計してほしいし、なんなら資料をなるべく統一していければいいんだけどね。最初のうちは与えられた仕事をミスなく早くこなすことが次のステップにつながると思うんだ。

入社当初から経営層の話が聞ける

会社の数値は経営層にとって一番と言っていいほど重要なデータです。

そして数値をまとめたり、課題を提言するのは経理の仕事でもあります。

経理の仕事をしていると、上司が社長、取締役、役員などの重役からの質問対応に迫られていることがよくあります。

経営層の方たちももちろん最低限の経理知識は持ち合わせていますが、会社の数値をただしく理解するためには経理の”言葉”は欠かせません。

そういった状況を入社当初から目の当たりにすることで、経営層は何を求めているのか、それがどのように経営判断に影響されていくのかを確認することができます。

こういう経験を1年目からさせてもらえるのは経理ならではなのではないかと感じます。

他社の決算数値がぼんやりと理解できるようになる

自社の日々の伝票、月次決算、四半期決算、開示書類といった業務をこなしていくことで、B/S、P/L、売上高、営業利益、当期純利益、各割合などがぼんやり理解できるようになってきます。

すると「他社ではどうなっているんだろう」と比較したくなってきます。(笑)

比較すると例えば営業利益率、現預金の保有割合、借入金の大きさの違いが見えてきて楽しくなってきます。

経理に向いている性格3選

小さな成長を自分で喜べること

経理は「ミスは許されない」、「できて当たり前」の世界なので基本的に他部署から褒められることは多くはありません。

たま
たま

むしろ煙たがられている方が多いかも(笑)

なので小さな成長、例えば「ショートカットを覚えて実際に使えた!」や「意味不明な会計処理が理解できた」ときは自分を褒めて、次の成長の原動力にできる人が向いていると感じます。

コミュニケーションが嫌いではないこと

経理は各部署から上がってきた数字をまとめあげて数値を作る必要があります。

その過程では必ず各部署に確認を取らなければ先に進めない事項が出てきます。

そんな時は、相手にお手間をかけること覚悟で丁寧なコミュニケーションが必要となります。

また各勘定科目は関連しており、最終的には決算数値などのまとまった資料を作り上げる必要があるため経理部内でのコミュニケーションも必要となります。

さらに会計士や取引先、銀行とのコミュニケーションもこなさなければなりません。

勉強が嫌いではないこと

経理に入ると与えられた仕事を必死に覚えればいいだけでなく、毎年と言っていいほど改正される会計基準や法改正にキャッチアップする必要があります。

ここを怠ると最終的には適切な決算数値が開示できない事態に陥り、会社の信用の失墜につながるおそれがあります。

なのでそういった会計基準の改正に臨機応変に対応し勉強できる、したい人はかなり向いています。

また勉強することで他社の決算数値のうらに秘められた想い(策略)が少しずつ分かるようになり、株式投資のファンダメンタル分析にも役立ちます。



まとめ

会社の数値はステークホルダーの信頼関係につながる大事なデータとなります。

その数値に誤りがあっては決してなりません。そしてゆくゆくは胸を張って会社の数値を作成する立場になります。

なので経理1年目のお仕事は基本を学びつつ、上司のサポートに回ることが多いかと思いますが、その分しっかりと丁寧に勉強する機会を設けてくれます。

仕事しながら勉強もできるなんてラッキーですよね。

また経理知識というのは、その会社に何年いても重宝される武器になりますし、転職にも強く、家計にも使えます。

様々な場面で活用できるのが経理のいいところだと感じています。

せっかく経理に興味をお持ちになられたのであれば、ぜひ志望してみてください!一緒に経理を極めましょうー!!

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はにたまのたま

上場企業サラリーマンとは名ばかりで、年収400万円未満の平凡サラリーマンです。
「でも45歳までには夫婦でセミリタイアし、身体が元気なうちに世界を旅したい」と夢見ています。
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